18歳未満の方はコチラから退場ください。
2023.12.28

他人事じゃない!リカレント、リスキリングについて考える

リカレントとリスキリングの違いは?

積み上げた本の上にDid you know?(知ってましたか?)と書かれた画像

リカレント

リカレント教育とは、”社会人が必要に応じて教育機関に再び入り、仕事で求められる能力を自分のタイミングで学び直すこと”を指します。

欧米におけるリカレント教育は、仕事を辞め、教育機関で学び直した後に、再就職を繰り返すという意味で用いられますが、日本においては職場を離れずに学び直すこともリカレント教育と呼びます。

リスキリング

個人が自発的に仕事に関する知識やスキルを学ぶのに対して、リスキリングは企業が主導して社員に知識やスキルを学んでもらうという違いがあります。

何故急に言われだしたの?

大勢の人が行き交うスクランブル交差点の画像

注目が高まる背景

結論から言うと、「社会構造/人口構成の変化」「平均寿命の続伸」がリスキリングやリカレント教育が叫ばれるようになった大きな要因です。

詳しく見ていくと、

・成長産業や人手不足に陥る産業へ労働人口を移動させ、失業率を抑制したいということ。
・職の安定による社会不安や社会保障費等を抑制したいということ
・持続的な経済成長を遂げること(人財投資)

などが挙げられます。

政策は社会の変化と連動する

国の政策として、2000年ごろから失業者に対しての教育訓練給付など予算は立てられておりました。
しかし、これはあくまでも失業対策で、在職中のスキルアップを促すものではありませんでした。

現在は在職者に対して、キャリアップ支援金(非正規を正規化する対策)人材開発支援助成金(主に在職者向け)、人材投資促進税制(在職者スキルアップ)などの制作がなされています。

社会の変化に応じて、失業者→非正規者→在職者へと政策のウェイトが変わってきているということです。失業が多かった2000年代、特に2010年頃は派遣切りなどの問題がありました。そして、2015年頃からは少子高齢化により、高齢者及び女性の労働人口増加を目指すことに政策がシフトしました。

「1億総活躍時代」というフレーズに聞き覚えはありませんか?
人生100年時代と言われる昨今では、社会保障費が目に見えて増大しています。

定年年齢を65歳→70歳へ変化させることによって、労働人口が800万人以上は増え、現在より12~13%の増加になります。
女性の労働人口増加も年々右肩上がりで、かつて出産/育児で離職しM字カーブと言われてきましたが、現在ではほぼ緩やかなカーブを描くようになり、300万人ほどの増加が考えられます。

これからの社会を生きていくには・・・

今後、労働人口は1000万人程度増加し、約7500万人で20~30年推移していくと考えられます。社会保障により支える必要がある人口を4000~4500万人程度抑えることができるので、人口ピラミッドは一旦安定します。ただ、さらに少子化が進んだ場合、このままの政策では対応できません。そうなると、今後は少子化の歯止めをかけることに政策ウェイトが変化することでしょう。

いずれにせよ、男性も女性も関係なく、20歳前後から70歳まで働かなければならない時代がやってくるのです。

その時、学生時代までの学んだ知識だけで50年間働けるでしょうか?

すべての人が50年間働く時代がやってくる

現代はVUCAの時代と言われております。

VUCAの概念を視覚的に説明した画像

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味します。

全ての人が50年も働く必要がある上、その間に頻繁に変化が訪れるということです。

AIが人間の何億倍も賢くなり、ヒトの知能をこえるシンギュラリティがやってきて、機械に仕事がとってかわるようになるといったことが予測されています。
このブログも全てAIが書いています。

というのは、冗談ですが、実際にAIによるニュース配信サービスも始まっています。

キャリアプランの面では、AIでこれからますます職探しがスムーズになっていくでしょうから、そんなに心配することはないのでは?と考える方もいるかもしれません。

ただし、どのような業種にも共通して必要なスキルはあります。

・ビジョンを明確にする(一貫性)
・チャレンジし続ける(チェンジマネジメント)
・情報収集、テクノロジーの変化に対応する

この3つに関しては、AIが発達しようがしまいが、不確実性の時代には必須です。
リスキリングやリカレント教育でアップデートし続け、50年以上という長期間を過ごしていきましょう。

コマダム アデージョはリカレントの学びを促進しています

コマダムアデージョを運営する当グループは、スタッフ、キャストともに自律性の成長(自分で考えて計画を立て、目的達成のために行動できること)を目標としております。
マネーリテラシー教育、卒業後のセカンドキャリア支援、人材紹介会社との連携、など取り組みは様々です。

この業界で働くキャストさんは、コミュニケーション能力やヒアリング能力など、社会的に必須な能力の下地が出来上がっており、様々な経験を重ねられています。リカレントの学びによって、より多くのことに挑戦できる可能性を秘めていると言えます!

是非、コマダムアデージョを共に盛り上げていきませか?
お会いできることを楽しみに、お待ちしています!

ご応募・お問い合わせ・ご質問なども
▶️こちら◀︎からお気軽にご連絡ください^^